私が抱えている学歴コンプレックスについて記事にしたいと思います。
いつから学歴コンプレックスを抱くようになったのかは明確に覚えていませんが、高校受験で第一志望の高校に落ちたことが大きな要因のような気がします。第一志望の高校は記念受験に近かったのですが、不合格となったのは悔しかったですし、劣等感を覚えました。
社会に出れば学歴なんか関係ないという意見もあると思います。しかし、弁護士は頭を使うため、勉強ができることは仕事の能力に繋がりますし、ホームページで学歴が紹介されていることも多く、学歴が重視される職業だと思います。
学歴は過去の事象であり、また、人それぞれ育った環境や志向が異なるので、学歴が頭の良し悪しの完全な基準にはなりません。ただ、頭の良し悪しの基準は曖昧であり、客観的な事実である学歴が重視されることは否定できません。実際、入試難易度が高い学校を卒業した人は情報処理能力が高い傾向にあると思います。
そのため、学歴コンプレックスを抱くのは仕方のないことと考え、無理に消そうとしたり、隠すことはしないようにしています。
もっとも、私は高校からロースクールまで同じ大学の系列校に通い、沢山の方々にお世話になったこともあり、愛校心は強いです。母校に関し、改善すべき点も多々あると感じていますし、入試難易度や交通の便等、個別具体的な事実について指摘されるのは気になりませんが、大学全体として、単にレベルが低い等と言われるのは腹が立ちます。学校にはそれぞれ特色があり、単純に評価できるものではないと思います。「母」校という言葉が表すとおり、他人の出身校を貶す行為は、その人の親を貶すのに等しい行為だと感じる人もいると思います。
ただ、学歴コンプレックスを無くしたいという気持ちもあります。ドラゴン桜を観て、改めて大学受験をしてみたいなと思う今日この頃です。(実際には難しいですが。)