先日、業務関連施設の視察のために鹿児島に行ってきました。その際、桜島に立ち寄りました。
桜島は活火山として有名で、噴火に関するニュースを目にすることもあると思います。私は、これまで桜島に詳しく無かったのですが、桜島には綺麗なコンビニや学校施設がありました。およそ5000人の方が住まわれているようです。そこでふと「なぜ活火山で噴火の可能性が高い桜島に住むのだろうか?」との素朴な疑問が浮かびました。よくある疑問のようです。
5000人くらいであれば、全員が移住することも現実的に可能だと思います。過去には大噴火で多くの死者も出てしまったようです。
しかし、実際に桜島に上陸して豊な自然を目の当たりにし、住み続けたくなる理由も何となく理解できました。今回の上陸では入りませんでしたが、温泉も多く湧き出て気持ち良いそうです。住み慣れた集落を離れるのは思ったより大変なのかもしれません。そう考えると突然離ればなれに移住させられた福島原発近隣の住民の苦労は計り知れません。
当事者でない者が簡単に口出しすべきものではないと感じます。難しい問題です。