社会人の教訓(自分の身は自分で守る)

社会人が多く誕生する季節ですので、私が思う社会人の一番の教訓を記事にしたいと思います。

私が思う社会人の一番の教訓は「自分の身は自分で守る」です。

多くの新社会人は会社等の組織に属することになると思いますが、組織の中で過重労働を強いられたり、ハラスメントを受けたりして心や体を壊してしまう人がいます。上司や同僚も自分のことで精一杯なことも多く、大変な状況を相談しても、根本的な解決に至らないことが多いと思います。

働き方改革により職場環境の改善が図られていますが、まだまだ実際に病気になってからでないと休ませてくれない職場が多いと思います。私が法律事務所への就職活動をしている際、「忙しいことを理由に仕事を断らない人を望みます。限界かどうかはこちらで判断できます。」と説明する事務所がありました。自分の体調は医者でもない他人が判断できるわけがないですし、このような組織は避けるべきだと思います。

一度、心や体を壊してしまうと元に戻すのは大変ですし、転職や保険の新規加入の際に不利となってしまいます。

そのため、心や体を壊してしまう前に逃げる勇気が必要です。真面目で責任感が強い人ほど周囲を気に掛け退職に躊躇してしまう人が多いと思います。しかし、組織は一人くらい欠けても回りますし、問題が生じてしまうのはそもそも組織の責任です。そのため、誠実に引継ぎさえすれば、退職に際し、周囲をあまり気にする必要はないです。

家族との関係や経済的な理由で退職が困難な方もいらっしゃるとは思いますが、余程の事情が無い限り、自身の健康を優先すべきだと思います。無理して心や体を壊してしまった方が迷惑を掛けてしまうケースも多いと思います。

心や体を壊してしまった場合に、組織は最後まで責任を持って面倒を見てくれません。自分の身は自分で守ることが必要です。