生活水準を下げるのは難しい

法科大学院生のときに感じた生活水準を下げることの難しさについて記事にしたいと思います。

私は約6年間の社会人生活を経て、勉強専念法科大学院生となりました。その結果、無収入となり、できる限り出費を抑える必要が生じました。社会人になって給料を得ることにより、無自覚のうちに生活水準が上がっていたようで、出費を抑える生活にはストレスを感じました。大学や社会人時代の同期が順調に年収を上げ、生活水準を高めていくのと比べて、惨めな気持ちになったのを覚えています。

学生に囲まれた環境であり、加えて、収入がなく強制的に生活水準を下げざるを得ない状況であったため我慢することができましたが、社会人生活を続けていたら、生活水準を下げることはなかったと思います。このように、生活水準を下げるのは難しいです。

最近、司法修習の同期の年収が上がってきたようで、高級時計や高級家電、不動産に関する話題が上がります。現在の私の状況では高級時計や高級家電には手がでませんが、生活水準を上げると後で大変な思いをする可能性があると自分に言い聞かせて、気を紛らわせています。

仮に私の年収が上がったとしても、独立して不安定な状況で何が起きるかわからないので、生活水準はできる限り上げないように心がけたいと思います。