ハンドボール部体験記(レンタル移籍)

私は高校生のときに軟式野球部に所属していました。ただ、2年生の秋にハンドボール部にも3カ月間だけレンタル移籍で所属していたので、そのときの体験談を記事にしたいと思います。

まず、何故ハンドボール部に移籍したかというと、ハンドボール部の人数が足りなくて、そのままでは秋の新人大会に出られなかったためです。ハンドボール部と軟式野球部の顧問の仲がよく、軟式野球部の顧問に部員のレンタルの打診があったようです。

軟式野球部員は何も知らされることなく、ハンドボール部の顧問の前でハンドボールを投げるテストを受けさせられました。その結果、軟式野球部員から1年生2名、2年生2名が選抜され、ハンドボール部へのレンタル移籍が決定しました。

ハンドボールの出場人数は7人で、もともとのハンドボール部員は5人でした。補欠1名も含めて3人の移籍で足りたのですが、追加で1人が選抜されました。後から聞かされた話では、2年生が1人だと可哀そうなので、おまけで2年生の私が選ばれたそうです。

ハンドボール部の顧問の先生は全日本の選手にも選ばれたことがある方で、練習は厳しかったです。ハンドボールが好きで移籍したわけではないので、何故、厳しい練習に堪えなければいけないのかよく分からず、非常に辛かった記憶があります。

ただ、練習の甲斐があって、都道府県大会でベスト8に入ることができました。また、レギュラーとして出場することもできました。おまけで入ったのに頑張ってくれたとハンドボール部の顧問の先生に大変感謝されたことを覚えています。

終わってみれば、良い経験ができ、レンタル移籍して良かったと思っています。ただ、移籍期間中に軟式野球部に戻りたいと訴えた場合に、認められたかは不明です。仮に認められず、軟式野球部も退部することになったら違法になるかよく分かりません。誰か分かる人がいたら教えて下さい。