理系コンプレックスについて

私が抱えている理系コンプレックスについて記事にしたいと思います。

私は私立大学附属高校から、エスカレーターで文系学部に進学しました。私は、高校時代、どちらかというと文系科目よりも理系科目の方が得意で、理系科目に苦手意識はありませんでした。ただ、将来は何らかの資格を取って手に職を身に付けたかったため、文系学部へ進学することとしました。

今考えると、理系学部でも手に職を身に付けることは可能ですし、就職も文系学部よりも理系学部の方が有利な気がします。また、文系資格は専門学校が充実していますし、書籍もたくさんあるので、理系学部に行っても取得は可能だと思います。これに対し、理系学部で学ぶ内容は、大学の授業や研究室でしか学べないことが多いと思います。加えて、一般的に文系学部は理系学部に比べて楽に卒業することができ、社会的な評価が低い気がします。

また、私はコミュニケーション能力が低く、理系学部に進んで技術職に就いた方が幸せな人生を歩めたのではないかと思うことがあります。(技術職でもコミュニケーション能力は必要かもしれませんが。)

このような事情から、私は何となく理系コンプレックスを抱いています。

幸い、文系学部に進んだ結果、面白いと思える簿記・会計という学問に出会うことができたので、大きな後悔はありません。ただ、二月の勝者のような受験ドラマを観ると、改めて理系学部の受験をしてみたいと考えてしまう今日この頃です。