刑事事件 公判の流れ(準備から判決まで)

2020年夏頃に経験した公判の流れ(準備から)を記載します。被疑者段階から担当していて全部自白・1回結審の事件です。あくまで一例として参考にしていただけると幸いです。

X月初旬(起訴後4日後) 地裁担当部書記官より起訴状写し受領するよう電話

X月中旬(起訴後1週間後) 検察事務官より記録の閲覧が可能である旨の電話。当日、記録を閲覧・謄写。起訴状に照らして不明な箇所があったため、検察官に対し確認の電話。証拠意見を聞かれたが未定である旨を伝えた。

(X+1)月中旬 検察官に対して証拠意見をFAX(公訴事実と関係ない箇所について一部不同意)。

(X+1)月下旬 公判期日が(X+2)月末に決定(諸般の事情により公判期日の決定が少々遅れた。期日調整の段階で書記官に対し、1回結審を希望する旨を伝えていた。)

(X+2)月中旬(公判期日1週間前) 弁号証、証拠調べ請求書を検察官にFAX

(X+2)月中旬(公判期日2日前)検察官に証拠意見の確認のために電話。地裁書記官に対し、認否、証拠意見、見込み時間等を伝えるために電話。

(X+2)月下旬 第1回公判(1回結審)

(X+3)月上旬(第1回公判後1週間後) 判決、判決謄本交付請求

(X+3)月下旬(判決から20日後) 地裁書記官から判決謄本交付の用意ができた旨の連絡