プロ野球球団 入社試験体験記

数年前に、プロ野球球団の入社試験を受けたときの体験談を記載したいと思います。

私は司法試験に一度落ちています。落ちた後に転職サイトを眺めていました。すると某プロ野球球団が経理の中途採用の募集をしていました。

私は野球が好きです。経理を担当すると、球団の収入源や、選手の正確な年俸等の運営経費を知ることができ、面白そうな仕事でした。そのため、転職サイトを通じて応募してみました。

すると、書類選考は通過でき、球団事務所で面接を受けることになりました。本拠地球場の隣に球団事務所があったのですが、シーズンオフであったため、閑散としていました。面接担当者は経理課長と人事担当者の2名で、志望動機や実務経験など、当たり障りのないことを聞かれたと記憶しています。

面接の1週間ほど後に、球団からメールが届きました。残念ながら、結果は不採用でした。

メールが届いたのは、球団が甲子園で大活躍した選手を獲得できたドラフト会議の当日でした。その選手を獲得できたために、私の獲得が見送られたのかもしれません。

その選手は1軍での出場機会は与えられているものの、伸び悩んでいるようです。今後の活躍をお祈りしています。