会計はグローバル

会計の世界がグローバルであることを解説したいと思います。

以前の記事にも記載しましたが、複式簿記の基本的なルールは全世界で共通であり、日本には明治時代に輸入されました。公認会計士制度もGHQの指導に基づき、制定されました。

細かな会計のルールは会計基準によって定まっています。メジャーな基準としては、国際会計基準、米国基準、日本基準があります。国際会計基準は、EU域内をはじめ、多くの国で採用されています。日本でも、任意に国際会計基準を適用することが認められています。

かつては、日本基準は国際会計基準や米国基準とは大きく異なっていたのですが、1990年代後半からの会計ビックバンにより、世界基準に近づいていて、今では大きな違いはありません。

会計事務所もグローバル化が進んでおり、現在ではBig4(EY、Deloitte、KPMG、PwC)が世界中の会計市場をほとんど独占している状態です。Big4は、世界中の会計事務所と資本関係があるわけではなく、提携関係を結んでおり、ネットワークファームと呼ばれています。日本の大手会計事務所もいずれかと提携しています。

子会社等がある場合には、親会社と子会社等の財務諸表を合算して、連結財務諸表を作成する必要があります。海外に子会社等がある場合に、共通のネットワークファームを利用することで、連携がスムーズになります。

このように、会計は世界共通のルールであり、習得しておいて損はないです。海外でも比較的活躍しやすい分野なのではないかと思います。

グローバル化が進みすぎて、会計用語が日本語に翻訳されない時代がくるのではないかと、英語が苦手な私は危惧しています。