はじめに
2021年6月に受験した日商簿記検定1級試験に合格していたので、合格体験記を記事にします。
私は、およそ15年前、大学2年生の6月に日商簿記検定1級に合格したことがあります。ただ、司法修習の同期が簿記の学習を始めて刺激を受けたのと、知識のアップデートのために、再受験をすることにしました。
ちなみに大学1年生の11月にも受験したのですが、そのときは不合格でした。
勉強経過
大学入学直後から学内の簿記講座の受講を開始し、大学1年生の6月に日商簿記検定3級及び2級に合格しました。その後、大学1年生の11月に受験した1級に不合格となりました。確か、60点台での不合格だったと思います。この時点までの学習時間累計は1,000時間くらいだったと思います。
その後も学習を続け、大学2年生の6月に1級に合格しました。確か、90点台での合格だったと思います。この時点までの学習累計時間は2,500時間くらいだったと思います。
その後も簿記学習を続けて、大学時代の通算学習時間は3,500時間くらいだったと思います。大学時代は電卓が友達でした。全盛期の頃は、日商簿記検定1級レベルの問題であれば制限時間の半分の時間で90点以上は安定的にとれる実力があったと思います。
大学卒業後は、簿記の問題を解く等はしていなかったのですが、仕事で会計には触れていました。
今回の受験に当たっては、忘れていそうな箇所について、TACの「スッキリわかる日商簿記1級」シリーズの講義部分を通読しました。勉強時間は15時間くらいだったと思います。仕事であまり触れていなかった工業簿記・原価計算の勉強時間を多くとりました。
今回の点数について
今回の点数は下表のとおりです。
商業簿記 | 会計学 | 工業簿記 | 原価計算 | 合計 |
23点 | 18点 | 16点 | 23点 | 80点 |
商業簿記で連結が出題されましたが、タイムテーブルの作り方を忘れており、時間を掛けすぎて、会計学の一部が時間切れとなりました。工業簿記について、問題の意味がよく分からない箇所がありました。
受験後の手応えは70点前後かなという感じでしたが、傾斜配点の影響で点数が上がった気がします。
おわりに
簿記に関する記事を掲載している身としては、少々恥ずかしい点数だったと思います。基礎固めが必要ですし、難化が噂され、どんな問題が出題されているか気になる3級及び2級の受験を検討したいと思います。